～分かつ月～

もう二度と離れないと
そう誓ったはずなのに
どうしてこうも運命は二人を分かつの

愛おしいと　素直に口に出来るなら
何も悩みはしないのに
愛おしいと　素直に口にしようなら
貴方の姿が遠くへ行ってしまう

手を絡め　抱きしめて
貴方の匂いで包み込んで
それだけで涙が止まらない
温もりが感じられるだけでこんなに幸せなのに
少しでも離れることが恐ろしくて悲しくなるの
傍にいるのに　寂しくなるの

愛している　それだけで
私はこんなにも弱くなる
失うことが恐ろしくて　全てに消極的
それでも貴方についていきたくて
強くあろうと笑うけど
気がつけば貴方がいない

先に行き過ぎたのは貴方？　それとも私？
時が経てばまた会えるのだけど
会えない日々と一緒の日々は
どっちが長いのかしら

ただ貴方と一緒にいたいだけなのに
どうしてこうも難しいのかしら

もう二度と離れないと
そうあの月に誓ったはずなのに、、、

貴方も同じ月を見てますか？
半分に欠けたあの月を