～何気ない言葉で～

何気ない言葉でいい　飾らないその一言でいい
心から溢れた　本当の気持ちが
伝わってくるから


出会いは突然だったけど
きっと何かしらで繋がっていたんだね

僕の世界に無理やり入ってきたのは　君が初めてだったんだ
だから最初は戸惑いながら　でも不思議なことに　少しも嫌じゃなかった
それが安心に変わった頃　僕は自然と笑えていた

君はいつも強引で　僕のことなんかお構いなし
好きなことして　好きなように振舞って　
最初から最後まで君のペース
歩く速度も　走り出すタイミングも
突然立ち止まったり　引き返したり

君の周りはいつも賑やかで　僕は安心しすぎてたみたいで

君と出会って　強くなったところと弱くなったところが
分かり始めて　弱い自分を認めたくなくて隠してた
そんな僕のこと　君は分かっていたんだね

弱いところがあるのは当たり前だと　教えてくれた
俺たち人間なんだから　そんな小説や漫画であるような台詞
読んだときは気に留めることなく流していた
そんな台詞がぐっと来た


何気ない言葉でいい　飾らないその一言でいい
心から溢れた　本当の気持ちが
伝わってくるから
だから言ってあげて
君の隣で苦しんでいる人に

隠す必要などないのだと
頑張る必要などないのだと
僕たちは同じ人間なのだからと