～扉の先～

届けたい思いがあるから
確かめたい気持ちがあるから
だから僕はこの扉を叩くんだ

何気ない日常　変わらない関係
それに慣れて安心しすぎていたね
僕たちはもっと前を見なくちゃいけなかったのに
目先のことにとらわれすぎていたんだ

一つ踏み外した階段は
そう簡単に立て直せなくて
ドミノのように倒れていく平穏は
どうやれば元に戻るというのだろう

それでも前に進まないと　何も始まらないんだ

届けたい思いがあるから
僕は後ろを振り向かない
反省だけの生活より
やって後悔する勇気が欲しい

確かめたい気持ちがあるから
僕は知ることを恐れない
無知でいることの幸せより
難問を乗り越える強さが欲しい

だから僕は走るんだ　この扉を超えた先
何が見えるのか不安だけど
決して恐れちゃいけない
未来も過去も僕らが作るもの